お亡くなりになった Macくんと Time Machineの威力

2月 27, 2008 · Posted in Mac 

ことの顛末

仕事でメインに使っているうちの Mac G4@OS X Leopardくんがこの月曜日お亡くなりになった。こんなテンパリ気味のときにお亡くなりにならなくてもいいだろうと思うのだが。とにかくお亡くなりになったわけだ。
今では何とか復旧したのだけど、その復旧方法など含め投稿するわ。

症状は、Path Finderでファイルを開こうとしたらずーっと読み込み中のままで応答なし。マシン自体もなんだか重い・・・
うーむ仕事にならん。というわけで強制的に電源を落とした(電源おしっぱで落としたわけです)そして再度起動をしようとしたら、「このマシンは再起動をする必要があります・・・・」とでるので再起動。また同じメッセージ表示。ループ。
という顛末である。本格的に仕事にならなくなった。

で、インストールディスクから起動してディスクユーティリティからディスクの検証。検証中エラー「Bツリーノードサイズが正しくありません」よくわからんけど、だめっぽい。

Leopardの Time Machineを使用していたので最近のデータは保持されているはずだし、もう一個の G5(Tiger)で仕事しながら、復旧できるだろうし・・・と思ったので、もうこれは入れ替えだなーと HDDを購入して再インストールすることにした。

Leopard 再インストール

まー、うちの Safariが Flashコンテンツをみるとよく落ちてたし、ちょうどいいやとポジティブに考えつつも、仕事のテンパリ具合と秤にかけるとやはり気落ちする。
インストールにあまり時間をかけたくはないので、プリンタドライバいらねー、DVDチェックスキップだー!とインストールしようとするも、なかなかインストールディスクを認識しない(まえからドライブ変だったんだよね;;)仕方なく FireWireの外付けドライブから起動。よかった〜もらっといてこのドライブ。

無事インストール完了。インストールの時間は約40分。

その間、Time Machineでバックアップしたディスクを G5にマウントして作業を開始。うんうん。データはきちんと残っているっぽいすばらしい。
しかし、バックアップディスクから G5にドラッグしてコピーしても、エイリアス(ハードリンク?)としてコピーされるだけで、実コピーができなかった。
Time Machineから起動して復旧するしか、実データのコピーはできない模様。
データはちょっといじらない方がよいかと思ったので、バックアップデータはひとまずそのままにしておくことにした。

データの復旧

次のような手順で進めて、何とか落ち着いた。
1. Leopardインストール

2. ソフトウェア・アップデート(1回目)
OSのアップグレードなど

3. ソフトウェア・アップデート(2回目)
なんかグラフィック関係がよくなるらしいやつ

4. ATOK 2007インストールしてアップグレード

5. Xcodeインストール
4〜5はとりあえずCDから入れるものをとりあえず入れたかっただけ後でもいいよねこんなの。

6. Mailtagsインストール
Mailにタグ機能をつける拡張アプリ。
Mailデータの復旧をするときにタグデータも一緒に復旧するはずなので、先に入れ説いた方がよいと思いインストール。データの復旧のときに Bundleソフトとして復旧させれば大丈夫だったかもしれない。

7. Mail環境復旧
これはいろいろやってうまくできなかったりしたのだが、おそらくいかが正解だろう。
自分は仕事・プライベートなど複数アカウントを持っているので、ちょっと面倒だったのかな?

●~/Library/Preferences/com.apple.mail.plist を復旧
これは、Mailで管理しているアカウントの一覧などの模様。
これを復旧しないと、新しい Mailで作ったアカウントしかみれない
●~/Library/Mail/* を復旧 Bundlesを除いて(MailTagsをすでに入れていたので)
●メールボックス再構築
上記でメールボックス・スマートメールボックスなどそっくり復旧するのだが、メールボックス・フォルダ開いても一覧には何も表示されなかったので、それぞれのメールボックスで再構築。ほんと、一つ一つやんなきゃだめだったので大変だったわ。
一括でできんのかね?
●~/Library/Preferences/ca.indev.MailTags.plistの復旧
MailTagsで管理していたキーワード・プロジェクトのデータが復旧できる

8. その他いろいろなデータ復旧
あとはまー、Time Machineからデータ持ってくるよりは一からやり直した方が良さそうだったので、必要なデータを選んで復旧。
と、Time Machineの最新のデータを別の HDDにフル復旧させておいた。

9. その後
Time Machineで使っていた同じディスクでまた Time Machineを使おうとしたら、旧バックアップで使用していたバックアップのフォルダを新しいマシン名でリネームして、バックアップを開始しやがった。分けろよな、マシン名。
そのくせ Time Machineでは以前のバックアップデータより上にはさかのぼれないし

も一回、ディスク消去して Time Machineやりなおすかな〜


Comments

One Response to “お亡くなりになった Macくんと Time Machineの威力”

  1. chaos on 2月 27th, 2008 11時11分08秒

    そんな大変な事態になったのか。
    おつかれでしたm(_ _)m
    原因は単純にHDDの劣化かな?
    オレのmacもそろそろHDDとっかえたほうがいいかもなぁ。
    それにしても10.5って便利な機能ついてるんだね。

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